オランダは、約4万平方キロメートルで九州とほぼ同じ面積を持つ西ヨーロッパに位置する国です。
オランダの公用語はオランダ語ですが、オランダはバイリンガルの国。
オランダは非ネイティブ圏で英語が1番といわれるほど、ほとんどの人が上手に英語を話します。
ヨーロッパの小国であるオランダが国際社会で生き残っていくために英語教育に力を入れているためです。
そのためオランダ語ができなくても生活に困ることはあまりありません。
また、ネイティブ・スピーカーではないので、英語があまり上手でなくてもいやな顔をされることがほとんどないのがいいところです。
それどころか、やっと覚えたオランダ語を使ってみても返事が英語で帰ってきてしまうくらい(ちょっとがっくりしてしまいますが)。
その位英語が国民の中に浸透しているので、ほとんど英語のみで生活していけるのです。
オランダは環境や治安が良く、安全に暮らせる国です。
小学生くらいの子が子どもだけで外で遊んでいる光景が見られますが、日本を除く先進国では珍しいことです。
エリアにもよりますし全く犯罪がないわけではないのですが、普通に気を付けていたら巻き込まれるようなことはあまりないと思います。
ですから、親子留学で滞在していても安心して過ごすことができます。
オランダの緯度は北海道と同じくらいですが、雪はほとんど降りません。
四季がしっかりとあって、それぞれの季節を楽しむことができます。
春は、チューリップや水仙などの花が咲き開くイースターの季節。
アムステルダムボスやいくつかの場所では桜も咲き、日本式のお花見をすることもできます。
夏は、日本ほど暑くなくカラッと気持ちのよい天気の日が多い。
夜10時過ぎまで明るく、イベントも多いので最も楽しめる季節です。
秋は、紅葉が美しく、森の散策が一番楽しめる季節かもしれません。
文化の秋にちなんで、ミュージアム・カードで美術館巡りをするのもいいかもしれません。
冬は、日も短く、0度を下回る時もありますが、室内はセントラルヒーティングで常に温かく、快適に過ごすことができます。
夏の日照時間が長い代わりに、冬はとても短いので、冬はどうしても家の中で過ごす時間が長くなります。
なので、家の中を心地良くして室内でも過ごしやすくすることはとても大切です。
ホームパーティーを開催したり、手芸や音楽など、冬でも楽しめる方法はたくさんあります。
サッカーやアイススケートなどのウィンタースポーツはシーズン真っ盛りなので、寒くてもオランダ人は活動的に過ごしています。
オランダ人のライフスタイルに影響されるのか、在住日本人や他の国の人達もオランダ生活をとてもエンジョイしている人が多いです。